
寝ることは人間にとっての最高の休憩時間です。
しかし寝具が身体に合わなければ、起きた時に身体が痛くなったり、寝ている時に腰痛で目が覚めたりと、トラブルも起きてしまいます。
そのために時に気をつけたいのが、マットレスや敷布団選びです。
近年脚光を浴びてきたのが、高反発ウレタン素材のマットレスです。
その中でも話題の、モットンマットレスと雲の安らぎの違いを見ていきましょう。
この記事の内容
寝具が合わなくて悩んでいる人は多い
寝具が合わないで眠りが充実しない、実はそこまでわかっている人なら問題はないのです。
自分に合う素材の寝具を、探せばいいのです。
しかし大方の、熟睡ができない、寝ている時の腰痛で目が覚めてしまう、起きた時に身体がガチガチになっている、と言うトラブルを感じる人の多くは実はそれ以前です。
問題が寝具にあるとは思っていない、昔から使用しているのだからとそのまま、特に不自由がないからなどの理由で、気がつくのが遅れるのです。
幸い今では多くの素材の、色々な種類のマットレスや敷布団が市場に出ています。
自分に合う寝具を選ぶのにも、不自由しなくなりました。
まあ問題としては、あまりに種類が多すぎて、選択に苦労してしまうということですね。
ではどういった寝具が、最も睡眠にいいのでしょうか。
それは寝返りが出来る寝具というものです。
寝返りは熟睡のための第一歩
子供時代のあの奔放な寝返りは、流石に大人はしなくなりますが、それでも寝返りは熟睡のために必須の行動です。
これが出来ないと、本当に筋肉は硬直してしまいます。
つまり起きた時に、身体がガチガチになってしまうのですね。
またじっと仰向けで、もしくは横向けで動かずに寝ていると、体重が腰にかかったままになって、腰痛を引き起こします。
寝返り、寝相が悪いとも言われますが、これは睡眠に身体の休憩にとって本当に大事なことなのです。
なので身体が沈む込みすぎるような、ふかふかすぎるマットレスは、あまり良くないとも言われますね。
寝返りしづらいからです。
せんべい布団のほうが寝やすいという人の場合、要は寝返りがしやすいということです。
そして近年、この寝返りの観点から高反発ウレタンマットレスに注目が集まりました。
その中でも注目されているのが、モットンマットレスと雲の安らぎです。
高反発ウレタンマットレスと言っても
同じ高反発素材で作られていると言っても、メーカーによって内部構造は様々です。
どの開発者も競って、寝心地の良い寝返りの打ちやすい素材、内部構造を開発していっています。
特に注目されているモットンと雲の安らぎの場合、この素材や内部構造については甲乙つけられません。
したがって使用者は、それこそ自分の身体に合ったほうを選ぶということになります。
同じ高反発素材のマットレスと言ってもこの2つ、勿論大きく違っているところもあります。
高評価低評価ともにあるマットレスたちですが、要は使用者の身体に合っていれば評価も高いわけで、違いをしっかりと把握して選ぶのが大事だということです。
その違いを、見ていきましょう。
モットンマットレスと雲の安らぎの違いは
大まかなところでも違いを見ていけば、どちらが自分にフィットするかもわかりやすいものです。
外形や作りからの違いからその差を比較していきましょう。
内部構造と素材はどう違う
基本的には同じ高反発素材を利用しています。
ただモットンの場合、高反発ウレタンと言っても発泡する泡の状態をコントロールして、通気性よく仕上げています。
見た目はこれ、ウレタンと言うよりも繊維に見えてしまいますね。
モットンの構造は、このウレタン素材のみの一層構造になります。
雲の安らぎの場合は、単一のウレタン素材だけではなく、ウールなども利用した五層構造になっています。
かなり凝った作り、と言って差し支えないでしょう。
厚さはどう違う
内部構造からもわかるように、厚さは雲の安らぎが群を抜いています。
17センチの厚さがありますので、床に直敷きしても底付き感がありません。
モットンマットレスの方は10センチの厚みです。
体重の重い人の場合、床に直に敷いて使用すると、底付き感があるのがちょっと気になるところです。
その代り扱いがその分楽なので、収納や手入れも楽になっています。
重さは違いがあるか
一見五層構造で重く見える雲の安らぎですが、重さはモットンとほとんど同じです。
見た目だけだと重そうに見える雲の安らぎですが、運ぶ時の重さ自体はモットンとほぼ同じですね。
ただかさばる分、移動や収納はし辛いと見るべきですね。
通気性通風性はどう違う
どちらも通気性や通風性は、しっかりと計算されて作られています。
低反発素材のようなムレは、感じられません。
ただ夏場などは流石に、一層構造のモットンマットレスのほうが快適に感じられます。
よく空気を通してくれますね。
まあ通しすぎるので今度は、冬場はいささか寒さを感じるのも事実です。
耐久性やお値段は
お値段も大事ですが、耐久性には気を使う必要があります。
過ぎにヘタってしまうようでは、買い替えで結果高くついてしまいます。
モットンも雲の安らぎも、高反発素材の使用ですので、耐久性は非常に高くなっています。
5年は楽々クリアしてくれますので、お金をかけるだけの価値はありますね。
そして値段も、これも面白いことにほぼ同じなのです。
値段と耐久性が同じとなると、後は自分の身体に合ったほう、ということになりますね。
返金保証はあるの違いは
寝具は一般的には返品を受け付けない製品が多いです。
しかしこの2種類のマットレスは、どちらも返金保証がついています。
雲の安らぎの方は100日経過後、15日以内になっています。
モットンマットレスの場合は、90日経過後の14日以内です。
どちらもかなり長期に返金可能になっていますので、自分にあっているかどうかを見極められるのが嬉しいですね。
それぞれの特徴としては
これ以外に特徴として上げられるものは、それぞれにあります。
雲の安らぎの場合、リバーシブルに使用が可能です。
季節と気温によって、両面が使い分けられます。
モットンマットレスの場合、硬さが3種類あります。
体重に応じての硬さを選ぶことが出来るのですね。
違いによって使用おすすめのタイプも見えてくる
簡単に双方の違いを見てきましたが、これだけの特徴によっても使用者のタイプは見えてきます。
モットンマットレスの場合
毎日収納して使用する場合はモットンがおすすめです。
薄手なので収納が楽だということですね。
また薄手ということで、体重が軽めの人の使用がおすすめになります。
とは言え、3種類の硬さがありますので、それなりに対応ができます。
また汗っかきで寝汗をよく書く人の場合、モットンの通気性は非常にありがたいところです。
こういった人の悩みの、布団やマットレスのムレを軽減することが出来るからです。
雲の安らぎの場合
こちらは五層構造のマットレスですので、かなり体重のある人でもしっかりと受け止めてくれます。
ただ毎日収納するのは、ちょっと面倒かもしれません。
通気性は勿論しっかりと備わっていますが、モットンに比べると少々落ちますので、逆を言えば冷え性の人などには最適です。
まとめ
モットンマットレスと雲の安らぎ、高反発素材のマットレスの代表格と言っていいでしょう。
熟睡のための必須条件である寝返りは、素材の点ですでにクリアできています。
しかしそれなりに構造の違いなどもありますので、そこを把握してより自分にフィットしたほうを選んでみてください。
幸いどちらにも返金保証がついています。
これはちょっとと思ったら、返品することも可能です。
よく選んで利用してみて、理想の寝具で理想の眠りを実現していってください。
参考URL・参考文献・根拠など
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